ようやった

我が母校が34年ぶりにベスト8に残ったのよ。野球の話やよ。
で、今日の準々決勝はテレビ中継してたんで、観てたわけ、部屋掃除しながら。


相手は甲子園にもチョイチョイ出て、これまでにプロにも何人か送り込んでる強豪C高校。
当然よその県からもいい選手集めて野球漬け、みたいな典型的な私立。
現にこれまでの4試合中3試合をコールドで勝ってきている。
そんなところ相手に、普っ通のド田舎公立が挑むってんだから、どう贔屓目にみても7回コールド負けってところ。
実況も「C高校が何点とるのかが見どころですね」なんて言ってやがる。
悔しいけど、実力も練習量も設備もすべてにおいて差がありすぎるのは事実。


そんな大方の予想を覆そうとしていた漢たちがいた。
母校のナインである。


まずはエース。
身長は160センチそこそこの小兵。
少なくとも投手としては不利。
しかしながら、緩急つけた丁寧なピッチングで強力打線相手に凡打の山を次々と築く。


次にバックを守る野手。
堅実な守備で、投手をもり立てる。


守りでリズムを作り出した母校は、ついに3回先制点をたたき出す。
誰もが驚いたことだろうて。自分もびっくりした。
やっぱり高校野球投手力と守備力が大切やな。


ただ、相手も黙っていない。
4回に同点とすると、7回ついに逆転をはたし3−1とする。
さすが神宮大会優勝経験校(5年くらい前)、強い。


結局、反撃できずそのまま3−1で試合終了。
だが、誰が彼らの負けを責められよう。
最後まで、相手を慌てさせたのは天晴れ。
これはもう、立派やわ。
来年は、甲子園やな。