実に面白い

「容疑者Xの献身」観たぞ。
テレビの本編は一回も観てないけど、特別編を観ておもしろいなって思っててね。
テンポが良くってノリが軽いのが良かった。
「トリック」とか「チームバチスタ」みたいな。
本編も観るべきやったと。


で、劇場版もそういうノリで借りたんやけど。


甘かった。


楽しいどころか、とっても哀しみでいっぱい。


最期まで観るのがいたたまれないというか、もういいだろ、十分だ!って。
決して悪い意味じゃなく、それくらい胸が締めつけられたってことよ。


だいたい推理ドラマって、いくら哀しい真相になっても最期は明るく締めくくるやん。
前述の作品しかり、コナン君しかり、金田一少年しかり。
そんなん、ぜんぜん感じんかった。
誰も救われない気分になった。


真相が明らかになったっていうのにとてつもなく哀しい気分になった推理モノを初めて観た。
まあ勝手に自分が初めてなだけで、そういう作品はいっぱいあるんやろうけどね。