休日には

仕事のために、勉強の本を求めて名古屋へ。
いくつか大きな書店を回ったけど、ありゃしない。
岩波文庫やからすぐ見つかるやろうと思ってたのが、甘かった。
失意のまま帰ることになったけど、収穫もあった。
あの「大人の時間ですよ」の続編が出ていた!
何のためらいもなく即買い。
MKからその存在は聞いており気になっていたが、まさかこんなタイミングで会おうとは!


「なに?その本」
とおっしゃる奥様のために、少し解説を。
「サンタは本当にいるの?」
「どうやって赤ちゃんができるの?」
のように、聞かれると思わず答えに窮するような子供の素朴な質問ってあるよね。
そんな時に、子供の夢を壊すことなく、かつスマートに答える手助けをしてくれるのが、この本。
例えば、こんな感じ。


  「どうして学園ドラマの不良は一番うしろの席なの?」


  学園ドラマの不良が一番うしろの席なのは、カメラで一番撮りやすいからというのは
  大人のみなさんはご存知ですよね。しかし、そんなことを子供に言っては、
  「結局、ご都合主義か」と侮蔑のまなざしを向けられるでしょう。
  ですから、こんな答えはいかがでしょう。

  
  学園ドラマの不良というのは怖そうに見えてとても優しいことが多い。
  子犬を助けたり、
  病気のお母さんのためにバイトをしていたり、
  つまり、目が悪い優等生のために前の席を譲り、うしろの席を選んでいるからなのだ。


ね、スマートでしょ?