無関心のフリ

ムニエルを作りながら、フライパンの中でパチンパチンはねる油を見てて、


「そういえば家康はタイの天ぷらがあたって死んだんだっけなぁ」


などとぶっ飛んだ連想をしていた。
思えば英雄と呼ばれた人は、信長や義経みたいに壮絶な死を遂げた人もいるが、中には家康や頼朝みたいに(落馬がもとで死亡)あっけないというか、えっそんなんで死ぬんか!?みたいな人もいる。
本当にそういういきさつで死んだのかもしれぬが、どうしても謀殺の影がちらついてならぬ。


上杉謙信という男がいる。
川中島武田信玄と五度にわたり戦った「越後の竜」である。
彼の死因は脳卒中と言われているが、諸説ある。
例えば、便所で信長の間者(スパイ)に殺されたとか、足の持病に思い悩んで自殺したとか。


・・・なんでこんな話になったんやろ。
まあ、いっか。
そんな日があってもいい。