しかられて

今、この文を読んでいてくださるそこの奥様方は、誰かを真剣に叱ったこと、ありますか?


決して、ただ感情任せに、ではなく。
相手に良くなってほしい、と願って。




今日、小3の生徒にカミナリを落としました。珍しいことじゃないんですが。


「こら、今何の時間ぞ。しゃんとやらんか!」


叱られる方と言うのは、なんともいやなもんですよね。なんかムカつくしね。やりきれない。
僕もよく叱られたから、よく分かります。
でも、2年間塾講師してきて、一つ学んだことがありまして。



「叱る方は、叱られる方以上に、つらいし、エネルギーがいる。」



これは相手のことを思えば思うほど強くなりますね。
そりゃあね、できればいつでもニコニコしてたいし、その方が衝突もないし、
なによりも「優しい先生」でいれるわけです。
一年目の自分はまさに「優しい先生」でしたよ。ほとんど叱ったことがなかったですね。
このままではいかんな、と思い二年目はモードチェンジ。で、今に至るわけで。
教室に響き渡るほどの大声で叱るときもあれば、マンツーマンで、こんこんと説くときもあり。
力任せに「怒る」んじゃないんですよ、あくまでも「叱る」です。



今日叱った生徒が、いつか大人になったときに、
この気持ちを少しでも分かってくれたらなあ。
なんてね。



今、この文を読んでいてくださるそこの奥様方は、誰かを真剣に叱ったこと、ありますか?